全国に1台しかない「レッドサラマンダー」豪雨被害で出動

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 レッドサラマンダーの存在に初めて知った。

早く駆けつけて行方不明者を助けてほしい。

 

「レッドサラマンダー」は全長8.2m、全幅2.2m、高さ2.6m、重量約12t。最大積載量は4400kgで、車両の前部に4人、後部に6人が搭乗可能です。足回りにはゴム製クローラー(いわゆるキャタピラ)を採用し、最高速度は時速50km、最大登坂能力は50%(坂の傾斜角でおよそ26.6度)、最大60cmの段差や最大2mの溝を乗り越えられ、水深1.2mまでなら走破可能です。上述のように水に浮くこともでき、その際はクローラー部分が水かきの役割を果たします。製造元はシンガポールの軍需関連企業であるSTキネティクス、国内販売代理店は消防車両最大手のモリタ兵庫県三田市)です。

 出動対象地域は全国で、洪水や地震津波などの被害を受けた地域への出動要請を受け、消防庁長官が派遣することになっています。そうした活動を想定していることから、日本のほぼ中央に位置し、高速道路のインターチェンジに近く、東・西日本両方に出動しやすい岡崎市消防本部に2013年3月、消防庁がおよそ1億円を投じ配備しました。